ただの読書ログ

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さまよえる狂気: 精神学からの提言 単行本 – 2012/1/25 秋田 巌 (著)


さまよえる狂気: 精神学からの提言

心理学は内面と外とのズレから、精神医学は脳と行動の異常から「狂い」を探るが、本書
では「狂うこと」の本質を、人が人たる所以に見て、迷路から逃れ出ることのできぬ様を
真正面からとらえようと試みる。《精神学》と銘打った全く新しいアプローチは、人間の物
語性を、おとぎ話やマンガ、TVドラマや映画から取材して、正気と狂気の境を縦横にさ
まよい巡る。なかでも《異形の英雄》論はユング派の著者「構想十年」の深奥の力作!


目次
まえがき
序章 抱きかかえられた狂気
第一章 「なぜ」への問い
第二章 「狂気」への問い
第三章 「客観」の存在不可能性
第四章 神格からの脱却――人間はすべて「ボーダー」であり「ボーダー」にある
第五章 迷路をさまよう者たちへ――ハエとり器からの脱出のために
終章 精神医学から精神学へ
あとがき