ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

ヨシノリハラがひたすら読んだ本をアップしているだけの日記です。

富の王国 ロスチャイルド 単行本 – 2008/11/1 池内 紀 (著)

陰謀論などでよく聞く「ロスチャイルド」家。でも、実態はほとんど知りませんでした。どのようにして、ロスチャイルドが富を獲得し、増やし、守ってきたかが分かります。時の権力者たちに、その富を執拗に狙われ、ナチスに攻撃されながらも、現在も世界の覇者のひとつであるというのは、興味深い事実です。

トンデモ本ではありません。ロスチャイルドを軸にしながら、ここ数百年の世界史を理解しました。良かったです。


富の王国 ロスチャイルド

ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに!
世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。
本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。

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