ただの読書ログ

ひたすら読んだ本をアップしているだけの日記です。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 単行本 – 2004/5 下園 壮太 (著)

うつ状態にある人が認知療法を自力で行うのは無理がかかることがあるようです。認知の歪みを、「自分が間違っている」と認識するゆえに、より、うつ状態が悪化することも少なくないということ。下園氏は、うつを「疲労」と位置付けて説明しています。「疲労」ですから、時間と休養が必要です。焦って認知療法に取り組むより、いわば「時間稼ぎ」的に行える「プチ」療法を勧めているというわけです。

自分で行える小さな心理療法がたくさんあげられています。私が興味を持ったのは、再び「フォーカシング」でしょうか。(今度、図書館で読んでこよう)。あとは、初めて知った方法ですが「動作法」など、これは私が「操体」で自然に行っていることに近かったです。身体感覚を使いながら、意識をそらすテクニックですね。

うつに効く「魔法」は無いけれど、焦らずに自分で行えることはあるよ!って感じですね。いい意味で力が抜けた、そして、現実を見据えた本です。


うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

第1章 うつ状態とは/第2章 これまでの認知療法で失敗するわけ/第3章 プチ認知療法を始める前に知っておくべきこと/第4章 使えるプチ認知療法/第5章
うつ状態が長引いている人へ/第6章 支えるカウンセラーへ