ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

ヨシノリハラがひたすら読んだ本をアップしているだけの日記です。

頭がよくなる勉強法はどっち? 翔泳社 SE編集部, 京都大学勉強法研究会

頭がよくなる勉強法はどっち?

非常にユニークな視点で語られた一冊をご紹介しましょう。

「エリートの東大・変人の京大」

東大出身者は官僚などになっていくのに対し、京大出身者は画期的な発明や変革を生み出す研究者になることが多いのだとか。歴代ノーベル賞も兄弟出身者が多い。そこには、京大ならではの「勉強法」があるのだとか。この本は、現役の京大生とOBによる「京都大学勉強法研究会」の勉強法を紹介したもの。巷で諸説ある勉強法に対して、この研究会がジャッジを下していくという興味深い構成です。

1テーマごとに読み切りなので、トイレにでもおいて、勉強の気分転換に読むのにふさわしい本です。


頭がよくなる勉強法はどっち?

目次

第1章 京大出身者がノーベル賞をとれるワケ(本質的な学力が身に付くのは東大式?京大式?/本質をつかむ勉強法とは?)/第2章 頭のいい人が実践している知的トレーニング(細かい疑問点が出たら?/思考力を鍛えるには? ほか)/第3章 頭がよくなる教科書・参考書・資料の活用法(知らない分野を一から学ぶときは?/どんな入門書を読むべきか? ほか)/第4章 頭がよくなる英語学習法(英語を最速で話せるようになるには?/英単語を覚えるには? ほか)/第5章 頭がいい人の勉強習慣(優先して読むべき本とは?/勉強に適した時間帯は? ほか)

内容

本書は学習効果を高める勉強法を「どっち?」形式で紹介しています。具体的には…


◆思考力を鍛えるには?「自分でとことん考える」vs「他人と議論する」

◆苦手分野があるときは?「得意分野を伸ばす」vs「克服する」

◆難題にぶつかったら?「解けるまでやる」vs「人に相談する」

◆問題集は何冊使う?「常に新しいものに挑戦する」vs「1冊を何度も繰り返す」

◆英単語を覚えるには?「単語帳で覚える」vs「英文を読んで自然に覚える」

◆英会話塾は必要?「通った方がいい」vs「外国人の集う場所の方がいい」

◆仕事で疲れても勉強する?「やる気のあるときに勉強する」vs「疲れていても毎日勉強する」


本書を読むことで、小手先のテクニックではない本当に身に付く学習法を習得できます。

勉強法を学ぶことは、資格試験や英語学習だけでなく仕事の効率化にも役立ちますので、全てのビジネスパーソンにおススメです。

印象に残ったコメント

「苦手を克服」するか?「長所を伸ばす」か?

「『苦手科目に時間を割いた方が伸びしろが大きい』と言われて、一気に成績が上がるなら魅力的だなと思った」(波野さん)  たとえばセンター試験の場合、英語・国語・数学は200点満点です。英語も国語も190点取れるけれども、数学がすごく苦手で30点ぐらいという人がいたとします。得意な英語と国語は、これ以上どれだけ頑張っても上積みできるのは最大で10点。しかし数学は、最大で170点も伸ばすことができます。10点増やすことに力を入れるべきか、170点増える可能性に力を入れるべきか、「8:2の法則」からも、どちらに力を入れるべきかは明白です。  何かが苦手であるということは、裏を返せばその分大きな伸びしろがあるということでもあります。苦手分野への挑戦は、ついつい避けてしまいがち。ですが、苦手を克服できた際に得られる成果の大きさに目を向けて頑張ってみましょう。

この説明に出会えただけで、今日、この本を読んだかいがありました。実は、この問いを考え続けていたのです。長所をひたすら伸ばすべきなのか?それとも、短所をつぶすべきなのか?ビジネス書などを読むと、「短所をつぶそうとすれば、結局、平凡な人になってしまうので、調書に集中するように」と言われます。しかし、実感としては、それではまずいような気もしており、迷いが生じていました。

そんな迷いに一筋の光です。「苦手なものにこそ「伸びしろ」がある!」。このように考えたことはかつてありませんでした。音楽やスポーツの世界で考えるとポジションというのが厳密に合って、そのポジショニングのプロになるのが正しいのですが、こと、ビジネスマンの場合は、そうではありません。長所は必要ですが、バランス力も求められます。つまり、際立った短所があってはならないということです。

よく言われるように、鎖の強度は、一番弱いところではかられます。強みがいくらあっても、弱い鎖があれば、引っ張ったところで切れてしまうので、全体として、それがその鎖全体の強度になるということです。それを考えると、弱みを克服していくことには価値があります。本書は、具体的なアドバイスまで与えています。

勉強する時間になったら、まずは苦手分野から始めること。それだけです。


勉強する機会があるたびに、苦手分野から着手する。そうやって、少しずつでも触れる機会をつくることで、自分の中での抵抗感が薄らいでいくのを感じることができます。

どうしても得意分野から手をつけたくなってしまい、結果として、苦手分野はいっそう苦手になってしまう傾向があるものですが、最初に苦手分野を1分でも勉強するようにすれば、やがて苦手が苦手ではなくなってくるかもしれません。これは良い提案ですので、早速やってみたいと思いました。

ほんと、私もADHDぽい傾向があるので、得意はむちゃくちゃ得意なのですが、苦手は大きな穴のようになっているんですよね。これじゃいかんな。

まとめ

今、得たい質問の答えが読書を通じて与えられるというのは嬉しいことです。ずっと考え続けていればこそ、答えもパッと現れてきます。それにしても、勉強というのは本当に楽しいものです。これからも、熱心にお勉強に励もうと思います。結局、それこそ、生きがいじゃないかと思うんですよね。

おし!これからも勉強本読むぞ。


頭がよくなる勉強法はどっち?

関連本

勉強本の中でもおすすめはこの本です。グッとやる気が、本質の部分で上がります。
yoshinorihara.hateblo.jp

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