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ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

ヨシノリハラがひたすら読んだ本をアップしているだけの日記です。

ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる 心を洗い、心を磨く生き方 PHP研究所 鍵山 秀三郎

仕事術 自己啓発

小さな店舗を経営していた時に、鍵山氏の本を読み、早朝から掃除をしていた日々が懐かしく思い返されました。毎日のトイレ掃除、廊下の掃除、窓掃除、ありとあらゆる掃除グッズを用意し、妻と二人で早朝から掃除に明け暮れていました。結局、あの店舗はつぶれてしまいましたが、あれはやってよかったなと。

突然、鍵山氏の本を読みたくなり手に取りました。


ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方

「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。まず、拾うことはしないということです。反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、ゴミひとつといえども小さなことではありません。第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」。「ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。そんなことは決してありません。世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています」。トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、多くの人々の心を揺さぶってきた著者の言葉を満載。人生を磨くヒントにあふれた一冊である。 【PHP研究所】

印象的なコメント

「凡事徹底」

「私がいままで歩いてきた人生をひと言で表現すると、「凡事徹底」、つまり「誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底して続けてきた」ということに尽きます。  人が見過ごしたり、見逃したり、見捨てたりしたものをひとつひとつ拾い上げ、価値を見出す。やれば誰でもできる平凡なことを徹底して、そのなかで差をつける。


「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」  私の信念を込めた言葉です。」

まさに、鍵山氏と言えば、掃除。掃除の人です。何の商売やっているんでしたっけ?イエローハットですよ。それすら分からなくなるくらい、掃除で有名です。ほんと、掃除をするおじさんはどこの町内会にもいるのですが、これほど徹底してやり続けることが力になるわけです。今や、掃除の鍵山というブランドを作り上げたわけですから。

最初は社員も賛同してくれず、鍵山氏が掃除をする横で用を足していったり、掃除しかできない社長だと揶揄されたり、経営コンサルタントから社長に向いていないと言われたり、さんざんな目に遭っているのですが、それでも、やり続ける、不屈の忍耐心が鍵山氏の成功哲学の根幹にあります。

「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」

鍵山氏の座右の銘である中国の故事です。10年、20年、30年と続けるうちに、今では、鍵山氏の掃除の生き方が、世界に波及しています。目の前の小さな凡事を確実に片づける人でなければ、大きなことは無しえないというのを、まさに人生を通して表現している方です。

人の心の磨き方

人の心は、そう簡単に磨けるものではありません。ましてや、心を取り出して磨くなどということはできません。心を磨くには、とりあえず、目の前に見えるものを磨き、きれいにする。とくに、人のいやがるトイレ掃除を永年続けていると、知らず知らずのうちに自分の心も浄化され磨かれるようになります。  人は、いつも見ているものに心も似てくるからです。

心の磨き方、自己啓発、どんなにきれいな言葉で語ろうとも、実態が無い様に見えます。それをとことんまで落とし込んだのが、トイレ掃除です。結局、目に見えないものを磨くということはできないわけで。本気で、今、目の前にあるものを磨くことができる人しか、心を磨けないというのは、なかなか深き教えですよね。

まとめ

大きなことを考えすぎて、目の前が見えなくなっていると感じることがあります。心の目を開くために、今一度、基本に戻り、凡事徹底の生き方をしていきたいと思います。

ゴミを目にしたら、腰をかがめてサッと拾う。この実践を続けているだけで、気づきに対する直観力が研ぎ澄まされてきます。

大事なことはいつでも、近くにあるのに、それに気が付かない、自分の愚かさを痛く感じます。


ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方

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